突然ですが、「あなたは今、自分を大事に生きていますか?」
ドキッとしたそこのあなた。
お気持ちよくわかります。
私もかつて人の目を気にして、相手に嫌われないようにと人の顔色を伺いながら過ごしていました。
思い返せば私が7年前の新人看護師だった頃。
この頃の自分に先程の質問した場合、
確実に「NO!」という返事が返ってくるでしょう。
職場では適応障害を起こして、毎日心臓がバクバク。
先輩の顔色を伺いながら、頼り方もわからず無理をしながら通勤していました。
「弱音を吐いちゃいけない。」
「みんな頑張ってるから。我慢しないと。」
こんな思いで、自分の心と体の反応を無視したまま走り続けていました。
動悸や吐き気、頭痛など体の症状をなんとか薬でごまかす日々。
しかし、ある時ついに限界が来てしまいました。
1人で抱え込んで限界を感じていた時に救ってくれたのが、当時お世話になっていたキャリアカウンセラーやリエゾンナースの方々でした。
気持ちを吐き出しながら少しずつ頭の中を整理をしたことで、自分がどんな選択をしていきたいかを考える余白が生まれました。
確かに、しんどい時に限界まで挑戦して頑張り抜いた先に見える景色は格別です。
しかし、誰しも唯一無二の役割や強みがあって、その魅力を発揮できる場所は人それぞれ異なってきます。
頑張っているのになんだかずっと辛い。。
生きるの下手だな。。
かつて私も自分を責めることばかりしてきました。
でも、心のどこかで「まだ人生終わらせたくない。」と思っている自分もいました。
人からよく思われたいという表面的なプライドを手放したところ、
一人では生きていけないと痛感しました。
相手によく思われたいという思いで決めること
苦しくなる人間関係
何より、
自分の心の声に嘘をつくこと。
これらを手放したことで
大切なことに気づかされました。
それは、
・心と体のメンテナンスを徹底すること
・殻に閉じこもらずに、自分の心に正直に表現し続けること
・自分の心の声を無視しないこと
これらを実践したことで、少しずつ自分が望む日常に近づくことができるようになりました。
あの時1人で抱え込んでいたら、ずっと自分の本心をごまかして、
心や体の反応を無視し続けて生きていたと思います。
まだまだ日本では、心がしんどい時に相談をすることへの敷居が高い状況にあります。
近い未来に、美容院や歯医者を予約するように手軽に心をメンテナンスできる日常が訪れたら・・・
そんな願いを込めて、山彩ヒュッテを2022年に開設しました。
「自分の心の声」に耳を澄ませること。
忙しい日々を送っていると、ついつい忘れてしまいます。
大切なあなたが、
どんなことにワクワクして心が突き動かされるのか。
どんなことで心や体が楽な気持ちでいられるのか。
失敗を繰り返してしまうと、自分に自信が無くなって一歩前に進むことが怖くなることがあると思います。
私が思う究極の"セルフケア"とは自分の心に正直に生きることであると思っています。
それは決して自己中に生きたり、傲慢に生きるという意味ではありません。
自分の心の声に従うことが、本来もともと備わっている自分らしさを取り戻すための近道であると感じています。
「自分を大切にできて、初めて大事な人を大切にできる」
これがメンタルダウンの経験を通して痛感した、私が考えるセルフケアの基盤であり生きる上でのモットーになっています。
現在はスピード感のある時代の変化によるストレスや不安を抱えながら、毎日過ごされている方が多い現状にあります。
しかしこういったストレスフルな状況の中で、自分一人で無理に奮い立たせて体や心のエネルギーを使い続けるのは難しいですよね。
なんとか頑張れても、自分の心の奥深いところにある声を無視してしまうことになります。
そんな自分を見失ってしまいやすい時代だからこそ、たまに立ち止まって本音と向き合うこと。
そして自分が歩んできた人生を肯定しながら、自分の役割を知り、前に進んでいく時間。
その時間は尊くて、とても大切な時間であると感じています。
特別なあなたが、この先も自分を大事に歩き続けられることを心から願っております。
-
山彩ヒュッテでできること
このたびは山彩ヒュッテにお越しいただきありがとうございます。 山彩ヒュッテでは、よりあなたの魅力を発揮しながら自分の人生を歩き続けるためのお手伝いをさせて頂いております。 人間関係やお仕事、ご家庭での ...